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山口 恵子(やまぐち けいこ)

山口 恵子(やまぐち けいこ)

看護師
河内医師会訪問看護ステーション 管理者

Profile

看護専門学校卒業後、大学附属病院に入職し急性期医療に7年間従事。その後、平成11年に河内医師会訪問看護ステーション入職。平成21年より管理者として従事。訪問看護での現場・管理業務に携わる傍ら、大阪府訪問看護ステーション協会における役職も歴任する。

大学病院から訪問看護へ

大学病院の集中治療室や急性期病棟で働く中で、家に帰りたくても帰れない(帰せない)患者さんや、何度も入退院を繰り返してしまう患者さんを目にする度に、ご自宅でのフォロー体制・受け入れ体制の重要性を肌で感じていました。
一方で、看護教育の中に在宅実習や在宅看護論すらないような時代に、「どのようにしてご自宅でのサポートをすれば良いのか?」全くイメージが持てない葛藤も抱いていました。

そんな中、たまたまご縁があった現在の医師会の先生からお声がけを頂いたことが訪問看護師になる大きなキッカケでした。

変わっていった訪問看護の環境

現在のように各種制度が整う以前の訪問看護サービスは、どこも手探り状態の中、必死にご利用者ニーズに応えている状況でした。
当時は訪問看護のことを認知していない連携先の先生は多く、また、介護保険制度の導入前は特に、ご自宅の環境が荒れている方が多かったことも印象的でした。

一方で、制度が整う以前だったからこその「自由さ」や「やり甲斐」があったことも事実です。
例えば、お風呂のないご家庭のためにホームセンターにある機材で上手に工夫しながら簡易的なお風呂を作るなど、創意工夫をしながら生活環境を整えていく楽しさや、生活が良くなっていくことに喜ぶご利用者の様子は、今でもよく覚えています。

その後、年数が経つにつれて訪問看護を含む各種サービスはどんどん使いやすいものになっていきましたし、訪問看護の現場で経験を積んでいく中で「病院でおこなっている多くの処置や看護ケアは在宅でおこなうことができる」といった確かな手応えを得られるようになりました。
「訪問看護がないと在宅医療は成立しない」と仰ってくれる地域の先生が増えていったことも嬉しかったです。

Message

訪問看護は、ご利用者の「お家」に入っていく仕事です。
日々の暮らしを営むお家の中では、ご本人はもちろん、そのご家族やご近所さんといった、その方を取り巻く様々な方との繋がりも育んでいくことになります。
そういった一つ一つの繋がりを束ねた生活の視点と、看護師として培った医療的な視点との両面が求められるのが、訪問看護師という役割です。
そこには看護の本質があると私は感じています。
様々な方との繋がりに支えられながら、看護師としての大きなやり甲斐を、私たちと一緒に感じてもらえると嬉しいです。


荒井 玉美(あらい たまみ)

荒井 玉美(あらい たまみ)

看護師
河内医師会訪問看護ステーション 看護部門主任

Profile

病院、クリニック、訪問看護ステーションでの勤務を経て河内医師会訪問看護ステーションに入職。

Message

河内医師会訪問看護ステーションに入職したのは子育て真っ只中の30代前半でした。
その中でも仕事と子育てを両立できたのはステーションの雰囲気がよく、笑顔の絶えない職場だったから頑張れたと思います。
病気や障がいがあっても住み慣れた家で過ごしたいという希望が強くなってきている今、訪問看護の重要性がますます大きくなっています。
一緒に楽しく働いてもらえるように環境を整え、スタッフみんなで利用者さんの個別性を大切に、笑顔で過ごせるようにサポートしていきたいと思います。


黒澤 敏隆(くろさわ としたか)

黒澤 敏隆(くろさわ としたか)

理学療法士
河内医師会訪問看護ステーション リハビリ部門主任

Profile

病院、介護老人保健施設、訪問看護ステーションでの勤務を経て河内医師会訪問看護ステーションに入職。

Message

その人らしい生活を安心して送ることができるために私たちには何ができるのか、ご本人、ご家族をはじめ多くの職種の方々と日々話し合いを重ね取り組んでいます。
当ステーションには経験豊富な理学療法士、作業療法士が計5名在籍しており、看護師と情報共有をおこない、非常にやりがいのある職場だと感じています。
医療的な専門性を活かし、お子さまから高齢の方まで年齢を問わずご利用者一人ひとりにあったリハビリテーションを提供しています。


西谷 恵美子(にしたに えみこ)

西谷 恵美子(にしたに えみこ)

看護師
河内医師会訪問看護ステーション鴻池 管理者

Profile

看護専門学校卒業後に大学附属病院に入職し、CCU・内科系の混合病棟にて5年間ほど勤務。その後、結婚・出産のためのブランクをおよそ10年ほど挟み、河内医師会訪問看護ステーション鴻池へ入職。
以来およそ20年訪問看護に携わり、数年前に当ステーションの管理者へ着任。

子育てのブランクを経て、訪問看護へ

私は大学病院で勤めた後、子育てのためおよそ10年ほど臨床から離れていました。
子育てが一段落したタイミングで、復職する形で訪問看護を始めました。
復職にあたり病院からの誘いもありましたが、「訪問看護をやってみませんか」と声を掛けてくれたのが、大学病院時代に一緒に働いていた山口さん(現・河内医師会訪問看護ステーション管理者)だったのです。
当時は介護保険制度が始まったばかりで在宅に関する話題を耳にすることも多く、地元である鴻池に貢献できるなら、と訪問看護に挑戦したのがきっかけでしたね。

遠くの家族より、近くの訪問看護師

実際に訪問看護を始めてみて、病院での5年間の経験と比べてもとても楽しかったことを覚えています。

訪問看護は病院と違い、ご利用者さんと長いお付き合いになることが多いです。
私たち訪問看護師は毎週利用者さん宅にお伺いするので、ご家族が遠く離れていると、お会いする回数がご家族よりも多くなることが多々あります。
お伺いすると喜んでくれるご利用者さんの姿を見たり、ご家族からも信頼してもらって相談を受けたりすると、この上ないやりがいを感じますね。

Message

当ステーションでは年齢や症例によらずできる限りの利用者さんを受け入れる方針ですが、それは働くスタッフあってこそのものです。
新しく入ったスタッフには、経験豊富な看護師がしっかりとフォローしますし、効率化できるところは効率的に、タブレットを利用した情報共有などもおこなっています。
子育てやご家庭との両立が不安という方も多くいらっしゃると思いますが、当ステーションのスタッフは子育て経験者ばかりです。
ご家庭の事情での急なお休みもサポートしますし、直行直帰での訪問や、お迎えに間に合うような勤務時間の調整など、柔軟に相談に応じますよ。
訪問看護に興味さえあれば年齢や経験は問いませんので、ぜひ一度事業所に遊びに来てくださいね。

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